とは?
「森からの声」の略です。台湾の絶滅危惧動物たちが自ら、自分のストーリー、経験や厳しい状況を話すのがこのサイトです。日本に留学している台湾人の私は、日本の方々に台湾の絶滅危惧動物を紹介して台湾の自然の美しさを伝えたいと思い、このサイトをデザインしました。 この五種類の動物は、すべて森と山に住んでおり、それぞれみなさんに伝えたいメッセージがあるので、確認してみましょう。
なぜ絶滅危惧動物を保護しなければならない?
環境保護行動では、よく「地球を守る!」というスローガンを使います。実は、環境を保護する最も根本的な理由は私たち自身を守ることです。例えば、ネズミの天敵のベンガルヤマネコが消えてしまうと、ネズミの数が増加します。そして、人間が殺鼠剤を使用し、環境の有害物質が増え、結局多くの生き物が死んでしまいます。
ジェーン・グドールはこう言いました:「理解することで関心を持つようになる。関心を持つことで行動するようになる。行動することで、生命を救う。」(Only if we understand can we care. Only if we care will we help. Only if we help shall all be saved.)
どうやって保護する?私たちができること?
動物園は良くないでしょうか?
子どもが大好きな動物園ですが、最近は動物園の廃止を主張する声が出ています。どうしてこのような意見が出たのか、賛成と反対の意見を見ていきましょう。
賛成
動物園は、けがや病気の動物を受け入れ、研究を行う役割がある。また、子どもが動物を理解するのに動物園の存在は非常に重要であり、「動物園の動物の理解から生態系全体の保護まで」という教育の役割もある。
▲けがの動物を受け入れ研究をする
反対
動物園の存在は、動物の自由を奪う。動物園での動物の死亡率は高いし、「常同行動」(ケージで歩き回ったり、何かを噛み続けたりするといった異常行動)も出てしまう。動物たちは自然環境の中で育つべきであることを強調する。
▲動物園は教育の役割がある
▲ケージで歩き回っているトラ