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台湾ツキノワグマ(台湾黒熊)
僕は台湾に住んでいるクマです。日本ツキノワグマは僕の親戚で、他に韓国や中国などにも住んでいます。僕は台湾人に愛されて、高雄市のマスコットに選ばれましたよ。しかし、色んな原因で、僕の家族と友達が少なくなっています。
さて、僕のことを覚えてください!
特徴
まずは自己紹介させてください。体にはどんな特徴がある?どんなものを食べる?どこで寝る?全部教えますよ!
V字型の斑紋
胸に白いV字型があって月の輪のようだから、ツキノワグマと呼ばれるんだ。
雑食
動物や植物、何でも食べる。ハチとハチミツは大好物だ!
クマ棚
僕はクマ棚という鳥の巣のようなものを作って寝るよ!気持ちいい!
保護状況
熊の各部位が漢方薬の材料になります。例えば、熊の胆のうはよく効く胃腸薬です。熊の骨は自己免疫疾患の治療に有効です。熊の手は高級料理の食材の一つです。ジビエ料理ブームにより、熊の捕獲数が増加しました。保護動物に指定されましたが、密猟がたえません。
昔は家族と森に住んでいて、人間とは仲良く生活していましたが、最近は人間との関係に問題が起きています。一体人間とどんなことが起こってしまったのか、見ていきましょう。
建設・開発・植林
道路建設や農地開発による生息地の破壊によって生息数は減少しています。台灣ツキノワグマの行動範囲は100キロメートル以上に達しましたが、現在台湾での行動可能な範囲は激減しています。台湾での生息数は200-600匹だと推測されています。種の保存に必要な個体数は、2000と言われています。
保護活動への支援
僕たちの厳しい現状が分かったら、自分に何ができるかを考えてくださいませんか?動物たちを保護するための、色々な方法を!
薬用・食用・密猟
1.寄付
最も簡単な方法は活動費への支援です。少しでもよいので、お願いします!
2.ボランティア
各協会によってボランティアの内容が違うので、調べてから好きな方を選んでくださいね!
3.買わない
熊の各部位から作られた薬を使わないで、熊料理を食べないでくださいね!
他の支援活動…
どこで僕たちに会える?
僕の友達「ボビーくん」は高雄の「寿山動物園」にます。「台北市立動物園」には、僕にそっくりの親戚「アジアクロクマ」がいます。台湾に来た時には、動物園で待っているので、会いにきてくださいね。動物園にいる動物や動物を取巻く問題に関心を持ってもらえば、とてもうれしいです。
現在、動物園の存在に反対する声が出ていますが、動物園が存在する価値と意味があると主張する人もいます。
▲双子みたいね!
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