私は台湾固有種のフトオアゲハです。英語名はAgehana marahoです。私たちの飛んでいる姿が優雅で美しいため、先住民のタイヤル族の言語で、「部族長」の意味の「maraho」と呼ばれるようにしました。私たちの数は非常に少なく、1936年までに5匹だけが発見されました。希少さと美しさのため、「国宝蝶」か「幻の蝶」と呼ばれています。
フトオアゲラ(台灣寬尾鳳蝶)
八百円蝶?
私たちは「八百円蝶」とういおもしろい別名を持っています。これは日本人がつけてくれたんですよ。
1932年7月、日本人教師鈴木里知は、台湾宜蘭の烏帽子山 でマラホアゲハチョウの標本をとりました。